アースインフィニティは2025年12月25日、地震時の「電気火災(通電火災)」対策として、感震機能付き電子ブレーカーの普及活動を強化すると明らかにしました。地震の揺れを検知して自動遮断する機能と、契約電力の適正化による電気基本料金の削減を同時に狙うとしています。

同社は、地震後の停電復旧時に電気が再び流れることで火災が起きるリスクがある点を課題に挙げ、夜間や不在時でも自動で遮断できることを訴求しました。電子ブレーカーは使用状況に合わせて契約電力を見直し、基本料金の固定費を抑える仕組みだと説明しています。

背景として、経済産業省や内閣府が感震ブレーカーの普及啓発や大規模地震時の電気火災対策を呼びかけている点を踏まえ、企業の防災投資の後押しにつなげる方針です。今後は、コスト面のメリットも前面に出し、企業導入の裾野拡大を目指すとしています。

【関連情報】

経済産業省:感震ブレーカーの普及啓発

内閣府(防災担当):大規模地震時の電気火災対策

source: PR TIMES

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