自動車整備分野の特定技能人材を手がけるアプティグローバルは2025年12月15日、インドネシア西ジャワ州バンドン市で「UPTY GLOBAL TRAINING CENTER」の開校式と内覧会を開きました。対象は自動車整備、二輪整備、板金塗装で、式典には政府関係者ら200人以上が参加しました。
同社によると、外資規制が厳しい同国で日本企業(外資)が特定技能人材のトレーニングセンターを開校するのは初めてといいます。施設は実技トレーニング設備に加え、座学教室(整備の基礎、日本語、マナー)や面接室、会議室などを備え、日本企業の現地面接や実技テストにも対応します。運用開始は2026年1月で、複数の現地拠点を同所へ集約後に本格稼働する計画です。
開校式ではバンドン市副市長や西ジャワ州労働移住局の幹部が祝辞を述べ、12月17日にはBP2MI(海外労働者保護庁)西ジャワ統括代表が来訪し、定礎板へ署名しました。今後は育成と採用プロセスの効率化を通じ、日本側の人材不足に対する供給力と定着支援の強化が焦点となりそうです。
【施設情報】
名称 UPTY GLOBAL TRAINING CENTER(アプティグローバル トレーニングセンター)
所在地 インドネシア・バンドン市
開校日 2025年12月15日
運用開始 2026年1月
source: PR TIMES
