土木向け仮設材をリース提供するカイタク(岡山市)の木製敷板「ハイパーCLT敷板」が11月27日、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に正式登録された。登録番号はTH-250021-Aです。敷鉄板が主流だった重機通行路などで、敷板への置き換えを狙います。
同製品は木材を直交積層したCLT(Cross Laminated Timber)を活用し、軽量で取り回しやすい点が特徴です。重量は5×10判(1.5m×3m)が約230kg、5×20判(1.5m×6m)が約460kgで、同社は敷鉄板の4分の1の重さとして輸送費削減効果を示します。5×10判は最大40枚の積み込みが可能といいます。
NETISは公共工事で新技術を比較検討しやすくする仕組みで、登録により技術提案や創意工夫で活用される場面が増える可能性があります。今後は現場導入の実績を積み上げ、改良を継続する方針です。
【関連情報】
NETIS検索(TH-250021-A)https://www.netis.mlit.go.jp/netis/pubsearch/details?regNo=TH-250021
カイタク公式サイト https://kaitaku-okayama.co.jp/
source: PR TIMES
