福井県あわら市の旅館「グランディア芳泉」を運営する株式会社グランディア芳泉は2025年12月12日、宿泊施設の「開業支援・運営受託サービス」を本格展開すると明らかにしました。対象は土地・建物の活用で新規開業を目指すオーナーや、後継者不在で旅館経営の継続が難しい事業者です。支援内容は、資産調査と分析、最適な宿タイプの提案、改修計画、事業収支の試算に加え、運営指導、商品造成(宿泊プラン設計)提案、実運営の受託、販売促進支援までを含みます。背景には、不動産活用型の宿泊事業への関心拡大と、少子高齢化に伴う旅館の承継問題があります。同社は創業60年以上の運営実績を掲げ、ランキング「全国人気旅館ホテル250選」で全部門7位入賞の経験を強みに、小規模宿から大型旅館まで対応するとしています。既存事例として、築93年の古民家を改修した「古民家ホテル だいな荘」を挙げ、宿泊と地域拠点機能の両立モデルを提示しました。今後は北陸に限らず全国から相談を受け付け、遊休資産の宿泊転用と地域活性化の案件拡大を目指します。
【サービス情報】
宿泊施設 開業支援・運営受託サービス
https://www.g-housen.co.jp/start-up/
source: PR TIMES
