経営教育を手がけるグロービスは、オマーンの首都マスカットで代表・堀義人氏による特別プレジデントセミナーを実施し、約200人の現地リーダー候補が参加しました。あわせて、オマーン国王立経営アカデミー(Royal Academy of Management、RAM)の国際諮問委員として初の会合に出席し、中長期的なリーダー育成協力を協議しました。
今回の訪問は、グロービスのEMEA(欧州・中東・アフリカ)拠点であるGLOBIS Europe BVが、2024年6月にRAMと戦略的パートナーシップを締結した流れを受けたものです。同社は既にRAM主導の「フューチャー・リーダーズ・プログラム」で研修を担当し、同アカデミーから50人が異文化交流とリーダーシップ開発に参加しています。2025年には堀氏がRAM国際諮問委員に就任しており、今回の会合が2年任期の最初の任務となりました。
マスカットでは、政財界や外交分野のキーパーソンが集う昼食会も開催され、日本とオマーンの新たな協働分野について意見交換が行われました。締めくくりのセミナーはマンダリンオリエンタル マスカットで開かれ、GLOBIS Europe CEOのAiste Dewulf氏がモデレーターを務め、「未来のビジネス教育」をテーマに議論が展開されました。
今後は、オンラインMBAや企業研修など既存のプログラムを軸に、オマーンを含む中東全域でのリーダー育成ニーズにどう応えるかが焦点となります。RAMがオックスフォード大学やIMDと連携を深める中、グロービスが日本発の実践的経営教育をどこまで組み込めるかが、協力関係の広がりを左右するとみられます。
【イベント情報】
会場名 マンダリンオリエンタル マスカット
所在地 オマーン国マスカット
【関連サービス情報】
GLOBIS Europe 企業研修・オンラインMBA案内
公式サイト https://www.globis.co.jp
source: PR TIMES
