不動産事業を手がけるシーラホールディングス(東京都渋谷区、東証スタンダード8887)のグループ会社シーラは5日、販売用不動産として開発する横浜市中区の共同住宅用地について、仕入れ決済を完了したと明らかにしました。敷地面積は225.08平方メートル、延床面積は約1,386.47平方メートルを予定し、鉄筋コンクリート造・地上10階建ての共同住宅として開発する計画です。
取得した土地は、同社グループの主力投資用マンションブランド「SYFORME(シーフォルム)」シリーズ向けで、販売を前提とした開発となります。計画地のある関内エリアは、官庁街やオフィス街としての機能に加え、港町としての景観や複数路線が利用できる交通利便性から賃貸・投資需要が高い地域とされています。同社はすでに「SYFORME KANNAI」「SYFORME KANNAI II」の2物件を供給し、いずれも完売しており、今回が同エリア3棟目のプロジェクトです。
同社によると、この開発プロジェクトが業績に本格的に寄与するのは2028年5月期以降となる見通しです。首都圏の中でも人口・雇用が集積するエリアでシリーズ展開を進めることで、投資家向けの安定的な商品供給と中長期的な資産価値向上を狙う考えです。今後も同社がどのエリアで用地取得を進めるかが、個人投資家や不動産市場関係者の関心を集めそうです。
【IR情報】
シーラホールディングス IR情報サイト
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source: PR TIMES
