中古厨房機器流通の国内最大手テンポスバスターズは、2026年2月に東京都品川区のTOCビル6階で次世代型旗艦店「テンポスバスターズTOC五反田」を開業します。業務用厨房機器の販売に加え、3D図面作成とAIを使った経営提案を組み合わせ、飲食店の高収益化支援拠点として機能を拡大します。物価高騰や人手不足で採算確保が難しい都心の飲食店を主な対象に、投資抑制と運営効率化の両立を狙います。店内には専用商談席を設け、平面図では把握しにくい厨房内の動線を3Dで可視化し、蓄積データを基にAIが収支改善や省人化の打ち手を提案するとしています。商品面では、都心ニーズを見込み中古中心の調理道具・食器の構成比を従来店より拡大し、メーカーや取引先による常設の展示・体験ブースも設置予定です。さらにPOS・キャッシュレス、物件、内外装、人材、光熱費削減などをグループとして一社で支援する体制を掲げます。卸売拠点として車両アクセスと荷捌きスペースを備えるTOCビルの特性を生かし、駅徒歩圏で即時購入・持ち帰りの利便性も訴求します。今後、同店の運用実績が都心戦略の成果指標となり、リユースとテクノロジーを組み合わせた支援モデルが他地域へ波及するかが焦点です。

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