パーソルテンプスタッフ(東京)と大成温調(東京)は2025年12月25日、建設施工現場の業務支援と人材育成のスキームを共同で構築する取り組みを始めたと明らかにしました。施工現場のノンコア業務を外部化し、現場支援体制を強めます。

両社は、労働人口減少や2024年の労働規制強化で、人材不足と業務負荷が増す建設業界の課題に対応します。支援対象は現場事務、図面データ管理、竣工図書作成などで、業務集約化も進めます。人材育成ではBIM(建物情報を3Dで管理する手法)に対応し、BIMソフト「Rebro」を使うCAD技術者向けカリキュラムを共同運用。施工支援アプリ「スパイダープラス」の活用や、派遣スタッフのリーダー制で運用を安定させ、全国ネットワークによる繁閑対応やリモート支援も組み込みます。2019年にT-fas施工図要員育成で協業した実績を土台に、BIM人材輩出と生産性向上を狙います。今後は運用で得た研修ノウハウを蓄積し、取り組みの拡大が焦点です。

source: PR TIMES

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