ビズリーチ上で企業の採用担当者が検索したキーワードの伸びを集計した「2025レジュメ検索トレンド」で、2025年に検索数の伸長率が最も高かったのは「AI開発」でした(ビズリーチ調べ)。4位には「AIエンジニア」も入り、AI活用がツールの導入・利用段階から、自社サービスへの組み込みやモデル構築などの開発・実装フェーズへ移っていることが数値から示されました。
対象は2025年1~11月に検索回数200回以上となったキーワードで、前年(2024年1~11月)との変化率をもとに算出しています。検索はIT・インターネット企業に加え、DX(業務やサービスをデジタル化して変革する取り組み)を進めるコンサルティング会社、自動運転の実装を目指す自動車メーカーなど製造業にも広がったとされています。
待遇面でもAI人材の争奪は強まっており、ビズリーチ上の「年収1,000万円以上のAI求人」は3年前比で約4.2倍に増加しました。ビズリーチは、AIの開発・実装が可能な高度専門人材へのニーズは2026年も続くとの見立てを示しています。
また営業領域では「営業 新規」が2位、「訪問」が6位に入り、課題解決に伴走するソリューション営業へのシフトがうかがえます。オンライン商談が定着する一方、対面の価値が再評価されていることや、AIソリューションの適用範囲が製造現場などへ広がっていることが背景として挙げられています。
このほか建設では「現場代理人」(3位)、「管工事施工管理技士」(8位)など有資格者、HRでは「キャリアアドバイザー」(11位)、財務・経理では「財務諸表」(9位)や「決算 経理」(14位)、マーケでは「デジタル広告」(10位)といった専門性の高いワードが上位に入りました。景気や事業環境の不確実性が高まるなか、企業は職種横断で「AIの知見」と各領域の専門性を併せ持つ人材を探す動きが続く可能性があります。
