株式会社フジクラ(東京都江東区、取締役社長CEO:岡田直樹)は、一般社団法人日本取締役協会が主催する「コーポレートガバナンス・オブ・ザ・イヤー2025」で経済産業大臣賞を受賞しました。同社の同表彰での受賞は初めてです。表彰は、2015年から毎年実施されており、今回は社長・CEOの選任や後継者計画(サクセッション)が“稼ぐ力”の強化戦略に沿って実効的に運営されている点が対象となりました。背景には、フジクラが2020年3月期に過去最大の当期損失を計上し、再生に向け「100日プラン」を策定した経緯があります。同社は不採算事業の撤退・売却や遊休資産の売却に加え、カンパニー制廃止、業務執行取締役・執行役員の削減、CEO・COO体制の導入などを進め、2021年度末までに事業再生を果たしたとしています。日本取締役協会は、現社長がサクセッション・プログラムを経て2022年に就任したことや、2026年度開始の新中計に向けた取締役スキル見直し、社外取締役の人選関与などを評価しました。財務面では、2024年度連結決算で純利益が4期連続で過去最高を更新し、中計目標を1年前倒しで達成した事業部門が多い点も根拠として挙げられています。フジクラは今後も、健全性・透明性・効率性を確保したガバナンス体制の強化を通じて、中長期の企業価値向上を目指す方針です。

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