リユースPCの販売・修理・買取を手がけるリングロー(東京都豊島区)は1月5日、2026年の年頭所感を公表し、キーワードに「現状維持」を掲げました。碇敏之代表は、半導体不足などを背景に価格高騰が語られる市場環境に触れつつ、同社は誠実に適正な市場を提供し続ける姿勢を示しました。価格上昇の要因については、不足だけでなく人為的な意図が含まれる可能性にも言及しました。さらにAI普及で業界が開発分野へシフトするなど構造変化が進む点を挙げ、事実として冷静に捉えるべきだとしています。一方、同社の差別化要素として人による「サポート」を明確化し、AIやチャットボットが広がる中でも対人対応や丁寧なアフターフォローを求める需要に応える方針です。「現状維持」は何もしない意味ではなく、2025年水準を保つにも相当の努力が必要だとして、各社員に工夫を求めました。今後は、既存事業の改善を軸に価値を積み上げ、市況変動下でも顧客接点の品質を維持できるかが焦点となります。

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