ロールス・ロイス・モーター・カーズは2025年のビスポーク(特注)動向として、世界で5,664台を製作し、ドバイ、ソウル、上海、ニューヨークなど各地の「プライベート・オフィス」経由のコミッションが前年比で2倍超に増えたと明らかにしました。最多受注モデルはカリナンで、次いでスペクターでした。
プライベート・オフィスは顧客がデザイナーと仕様を詰める拠点で、2025年は全拠点が通年稼働した初年度とされます。新技法では3Dインク・レイヤリング、3D刺繍、3Dマーケトリー(寄木細工)に加え、24金金箔や研磨コンクリート仕上げ、完全手描きのスターライト・ヘッドライナー、特許取得済みフレグランス・コンセプトなどを導入しました。
象徴例として、ファントム100周年の25台限定「ファントム・センテナリー」は開発3年、作業4万時間超を投じ、16万針の刺繍や44万針超のヘッドライナー刺繍、3D表現と金箔を組み合わせたとしています。今後は需要増を受け、グッドウッド本拠地へ3億ポンド超を投資し、2026年に設備移転を開始、完成は2020年代末を見込みます。
