三井不動産は、開業20周年を迎える首都圏のリージョナル型ショッピングセンター4施設について、2026年以降順次大規模リニューアルを行い、スポーツ・エンターテインメント連携を軸にリアル施設の体験価値を高める方針です。対象はラゾーナ川崎プラザ(約330店)、アーバンドック ららぽーと豊洲(約220店)、ららぽーと柏の葉(約180店)、ららぽーと横浜(約270店)で、いずれも2006〜2007年開業から20年前後が経過しています。
4施設では、屋内外イベントスペースの改修を通じて、パブリックビューイングや音楽イベントなどの受け入れを拡大し、東京ドームやLaLa arena TOKYO-BAYといったグループのスポーツ・エンタメ拠点との連携を強化します。ラゾーナ川崎は2026年秋以降、体験型物販や飲食拡充など過去最大規模の刷新を予定。豊洲は2026年初頭から共用部改修とテナント強化により、オフィス・ホテルと一体の「ミクストユース+エンタメ」拠点へ進化させます。柏の葉は2027年春以降、増加する居住・就業人口を背景に飲食機能を重点整備し、横浜は2026年春以降、フードコート強化とセントラルガーデンのイベント機能向上を図ります。
詳細な投資額やテナント構成は今後公表予定で、同社はポイントサービスやECとの連携も併せて進めながら、ネット通販との差別化となる「現地でしか味わえない体験」の拡充を目指すとみられます。
【施設情報】
ラゾーナ川崎プラザ/神奈川県川崎市幸区堀川町72-1/約330店舗・駐車約2,000台
アーバンドック ららぽーと豊洲/東京都江東区豊洲2-4-9/約220店舗・駐車約2,200台
ららぽーと柏の葉/千葉県柏市若柴175/約180店舗・駐車約2,700台
ららぽーと横浜/神奈川県横浜市都筑区池辺町4035-1/約270店舗・駐車約4,600台
source: PR TIMES
