大阪市に本社を置く不動産会社センス・トラスト株式会社(代表取締役社長:今中康仁)が、東京証券取引所が運営するプロ投資家向け市場「TOKYO PRO Market」への上場を申請しました。上場予定日は2025年12月26日、証券コードは490A、2025年3月期の売上高は262億57百万円、従業員数は84人(2025年9月末時点、連結)です。J-Adviser(上場指導機関)は株式会社日本M&Aセンターが担当します。

センス・トラストは2019年4月設立の総合不動産会社で、京阪神エリアと首都圏の東京・横浜エリアを中心に事業を展開しています。事業用・実需用の不動産を買い取り、リノベーションやバリューアップ(価値向上のための改修)を行って販売する不動産買取再生事業が主力で、このほか仲介、賃貸、コンサルティングも行っています。拠点は大阪、京都、東京、兵庫、神奈川、愛知、福岡の7エリアです。

今回の上場申請は、知名度と信用力の向上による資金調達力の強化、人材採用力や企業ブランドの向上を通じて、事業成長を加速させることが狙いです。日本M&AセンターにとってはTOKYO PRO Marketでの第51号の担当銘柄で、同社は全国で100社以上とJ-Adviser契約を結ぶなど、プロ投資家向け市場への上場支援実績を重ねています。

今後は、上場審査の結果や市場環境により、予定どおりの上場実現と調達資金の活用状況が焦点となります。不動産市況や金利動向によっては事業計画の修正もあり得る一方、上場による信用力強化を背景に、地方を含む不動産再生需要の取り込みや、M&Aを活用した事業拡大の可能性も注目されます。

【IR情報】

センス・トラスト IR情報ページ http://sense-trust.co.jp/ir/

TOKYO PRO Market 銘柄一覧 https://www.jpx.co.jp/equities/products/tpm/issues/index.html

source: PR TIMES

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