帝国データバンクは2026年3月4日、企業の経営層・マネジャーを対象にした「2026年の経営課題」調査で、人材強化(採用・定着・育成)を重要課題に挙げた企業が90.2%だったと公表しました。調査はオンラインで実施し、有効回答は5,241件でした。
重要課題は、人材強化に続き、既存顧客との関係を深める取引深耕が66.0%、新規顧客を開拓する販路開拓が60.5%でした。社内の仕事のやり方を統一する業務の標準化(業務改革やDXの土台)が58.3%となり、現場の効率化を急ぐ動きも目立ちました。
一方で、設備投資は48.0%、原材料やエネルギーなどのコスト増を販売価格へ反映する価格転嫁は47.7%でした。AI活用は40.4%にとどまり、DXやデータ活用の進み具合に差がある状況です。背景には、賃上げや物価上昇、人手不足に加え、材料・エネルギーコスト上昇などの経営環境があります。
今後も人材を中心とした課題は続く見通しで、DXやセキュリティ、資金繰り、設備投資の強化が求められます。企業規模による取り組み力の差が、競争力の格差として広がる可能性があります。
【関連リンク】
人材強化が90.2%で最重要課題として示された。
取引深耕66.0%、販路開拓60.5%が続く。
調査期間:2026年1月20日~2月6日(インターネット調査)、有効回答数5,241件。
公式HP: https://www.tdb.co.jp/report/economic/20260304-management-issues
公式サイト: https://www.tdb.co.jp/index.html
PRTIMES
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2026年の経営課題「人材強化」が90.2%と突出 経営課題に取り組むうえでの障壁、「人材・ノウハウ不足」の解消が鍵
