愛媛県今治市の今治港で定期開催される「せとうちみなとマルシェ」が、令和7年度「地域づくり表彰」の最高位にあたる国土交通大臣賞を受賞しました。最新調査では年間来場者は約24.4万人、経済波及効果は約13億5,400万円と試算されています。

地域づくり表彰は1984年開始で今回が42回目。全国から32事例が推薦され、総合的に優れた3事例が同賞に選ばれました。今治港は1999年の瀬戸内しまなみ海道開通以降、人流が陸上へ移り港周辺のにぎわい低下が課題でしたが、2022年11月に地元事業者や観光協会、行政が連携してマルシェを開始しました。

月2回の開催で登録店舗は700超、通常は日曜9〜14時に実施し、夏場は夜開催「バルシェ」として展開します。多様な出店と市民ボランティア、学生、商工団体などが参画する官民連携の運営が評価され、商店街への回遊促進も期待されています。今後は港と中心市街地を結ぶ持続可能な集客の仕組みづくりが焦点になりそうです。

【イベント情報】

せとうちみなとマルシェ 通常開催:日曜9:00~14:00(原則)

夏季「バルシェ」:土曜16:00~21:00(実施時)

https://www.minato-marche.com/

source: PR TIMES

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