三井物産デジタル・アセットマネジメントは12月19日、個人向け資産運用サービス「ALTERNA」で、東京都千代田区の大規模賃貸住宅「東神田テラスレジデンス」(全132戸、鑑定評価額約125億円)を裏付けとするデジタル証券の募集を始めました。投資金額は10万円からで、運用期間は約5年(2031年1月31日償還予定)、予想分配金利回りは税引前で年3.0〜3.2%です。
商品は受益証券発行信託の受益権をブロックチェーン上で管理する「セキュリティ・トークン(ST)」で、基盤はProgmatを採用。発行口数は14万〜20万口で、募集総額により利回りが年3.0%(下限)から年3.2%(上限)へ変動するとしています。物件は稼働率約96%(2025年10月時点)で、1km圏内に10駅10路線とされています。近隣の路線価は直近2年で約1.3倍となり、地価上昇と周辺相場との賃料差(賃料ギャップ)を背景に、将来の分配金増加の可能性を見込む一方、売却損益は利回り算定に含めない条件です。今後は都心居住需要や再開発の進展が運用環境を左右し、稼働率と賃料改定の実行が分配の鍵になります。
【イベント情報】
徹底解説セミナー(Zoom) 2025年12月22日(月)19:00〜20:00 参加費無料 視聴リンク https://us06web.zoom.us/j/86510972395
source: PR TIMES
