ワイズコンサルティンググループ傘下のワイズリサーチ(威志総研)は2026年6月24日、台湾全土に点在する工業区(産業園区)と科学園区の全体像と立地法則を整理したインサイトレポートを公開しました。本社は台北市襄陽路9號8Fで、資本金は7000万円、設立は1996年11月です。

レポートは、園区を管轄省庁による「階級」で捉え直し、国家科学及技術委員会(国科会)や経済部(産業園区管理局)などの役割を整理しています。あわせて北・中・南の3大ハイテク回廊として、北部「竹科」回廊(新竹起点)、中部「中科」回廊(台中中心)、南部「南科」回廊(台南・高雄中心)の役割分担を示し、TSMCの3ナノ・2ナノといった先端製造の集積と地理の関係にも触れています。

さらに配置図から、都心/郊外の使い分け、重工業の南西部集約、東海岸の環境保護といった国土設計上の暗黙のシグナルを読み解きます。半世紀にわたる「産業アップグレード戦略」の延長線で園区が造成されてきたという背景をデータで説明し、台湾進出や拠点再編、サプライチェーン参入、パートナーシップ構築を検討する企業担当者の意思決定に役立てる狙いです。

今後は、園区の全体像と立地ロジックを前提に、どの回廊・どの管轄の枠組みに寄せるかが、事業継続性や協業先探索の効率を左右するとみられます。

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