台湾最大手の運用会社・國泰證券投資信託は12月24日、日本のJ-REITに投資する「Cathay Daiwa Japan REITs Dividend Income ETF」について、台湾金融監督庁から台湾証券取引所への上場承認を得た。対象指数は東証REIT指数(配当込み)で、東京証券取引所に上場するREIT全銘柄を時価総額加重で反映する。J-REITのみに投資するETFは台湾で初。銘柄コードは未定で、上場は今後予定されている。
同ETFは、大和アセットマネジメントが運用する「iFreeETF 東証REIT指数」への投資を通じて、日本不動産に分散投資する仕組みとなる。日台のETF連携では、両社が6月26日にクロスボーダー協働強化の覚書を締結し、9月12日に台湾株テック指数連動の「iFreeETF キャセイ台湾テックリーダー指数(413A)」を東証へ上場済み。今回の承認は相互上場の次の案件で、今後も同様の商品の拡大が焦点となる。
【商品情報】
名称 Cathay Daiwa Japan REITs Dividend Income ETF
対象指数 東証REIT指数(配当込み)
銘柄コード 未定
公式URL https://www.daiwa-am.co.jp/etf/special/taiwantech/
source: PR TIMES
