品質管理の知識を測る「品質管理検定(QC検定)」の累計受検申込者が175万人を超えるなか、第41回検定の3級・4級の申込受付が始まっています。前回第40回の申込者数は33,573人で、今回は3級・4級がすべてコンピュータ試験(CBT方式)で実施されます。筆記試験の1級・2級は12月11日から申込受付が始まる予定です。
QC検定は、企業の品質管理力を客観的に示す指標として活用され、昇格要件や必須資格に位置づける企業もあります。検定内容は、品質向上やコスト削減の基礎となる考え方や、統計的手法を用いた問題解決力などで、製造業のみならずサービス業でもニーズが高まっています。求人で「QC検定合格者」を優遇する例もあり、学生の受検も増えています。
2025年度から3級・4級は全国のテストセンターでのCBT方式となり、試験実施期間の拡大や日程変更の柔軟さにより、忙しい社会人や就職活動中の学生も受検しやすくなりました。公式サイトでは、出題範囲や問題例、CBT体験試験、導入企業の事例、関連セミナー情報などを公開し、学習や社内導入を支援しています。
今後は、デジタル化による受検環境の改善を背景に、品質人材の育成ニーズが一層高まるとみられ、受検者層の拡大や他業種への浸透がどこまで進むかが注目されます。
【試験・申込情報】
QC検定Webサイト
受検者データ・団体申込一覧公開ページ
CBT試験概要・体験試験ページ
出題範囲・各級問題例掲載ページ
学習用図書一覧・関連セミナー案内ページ
source: PR TIMES
