宮城県塩竈市は、ふるさと納税の返礼品として「塩竈市ハズレなし定期便」の受付を11月14日に始めました。3回・6回・12回のコースから選べ、返礼品が毎月下旬に届く仕組みです。寄附締切が迫る12月末に向け、継続購入型に近い形で地域事業者の仕事を安定的につなぐ狙いがあります。市内には水産加工会社が約100社あり、生マグロの水揚げ地としても知られます。一方で人口減少や担い手不足、原材料高騰の影響が続き、今年は水産関連で休業や法的整理に至った例が複数あったといいます。定期便は、約8万9千人の寄附者の評価を基に返礼品を厳選し、銀鮭切り落とし、まぐろたたき、金華さば、いくら醤油漬け、焼き海苔などを組み合わせました。訳あり品も含まれ、簡易包装や不揃いなどで味への影響はないとしています。今後は、寄附者の定着と地域産業の下支えがどこまで広がるかが焦点です。
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source: PR TIMES