膜構造建築の専門メーカー、山口産業（佐賀県多久市）は2025年12月25日に設立50周年を迎え、記念誌「MEMBRANE LAB. – Active Report vol.5」と、10月開催の50周年記念祝賀会の記録動画を公開した。長期目標として2034年度に売上高100億円、あわせて中期計画で2028年までに売上67億円を掲げる。
同社は1972年に炭鉱向け風管製造で創業し、炭鉱閉山の環境変化を機に膜構造へ転換。設計から施工までの一貫体制で累計2,000棟超の実績を積んだ。2025年大阪・関西万博ではクウェート館など14件のプロジェクトに参画している。
成長施策では、DX（業務のデジタル化）として「メタバースCITY」による営業・設計支援を推進し、GX（脱炭素化）も強化する方針。膜素材の活用領域を広げ、社会課題対応と事業拡大の両立が焦点となる。
【関連情報】
50周年記念誌（PDF）https://membry.jp/wp-ymgc/wp-content/uploads/2025/10/ActiveReport_no5_1001.pdf
50周年式典記録動画 https://youtu.be/M8pZPcQ-uZw
公式サイト https://membry.jp/
source: PR TIMES