山陰合同銀行(島根県松江市)は12月18日、「ART & BUSINESS AWARD 2025」のファイナリストに選ばれたと発表しました。初開催の同アワードは経済産業省とForbes Japanが主催し、企業がアートやアーティストと共創して生む経済価値を評価します。同行は5カテゴリーのうち「ローカルインパクト」で、障がい者就労と創作を両立する「ごうぎんチャレンジド」が対象となりました。取り組みは2007年9月に知的障がい者が専門的に就労する事業所「チャレンジドまつえ」を開設し、採用時点の技能選抜ではなく「絵を描くのが好き」という志向を起点に継続教育を続けている点が特徴です。制作した絵画はノベルティ等のデザインに活用し、島根県などと立ち上げた「ゆめいくワークサポート事業」を通じて他社にも有償提供されています。2017年9月には「チャレンジドとっとり」も開設し、精神障がいや発達障がいのある人の雇用を広げました。今後は、運営ノウハウ公開や視察受け入れを通じ、地域発の持続可能な雇用モデルの拡大が焦点になります。
【アワード情報】
ART & BUSINESS AWARD 2025 公式ページ
https://forbesjapan.com/feat/art-business-award2025/
source: PR TIMES
