岡山大学は2026年度から、新たに任命する常勤理事(役員)を理事業務に専念させ、兼業としての教育研究などを原則禁止します。対象は新任者で、任期中の現職は除きます。医療担当理事である岡山大学病院長は、医療管理業務を担うため除外します。

方針は「国立大学法人岡山大学人事基本方針3」として2026年2月25日付で示されました。候補者が所信表明を述べる場を設けたうえで、最終的な任命は国立大学法人法に基づき学長が行う手順を明記しています。改善案は教育研究評議会と役員会で審議し、12月25日に機関決定しました。

背景には、法人化後に業務が多様化し、大学運営が「運営」から「経営」へと比重を増す中、教員が兼業で常勤理事職を担う体制に課題があるという問題意識があります。岡山大学は、専門性を持つ人材が担う組織への転換を狙うとしています。

さらに2028年度からはUA(University Administrator)制度を使い、就任前にUA職を兼任して常勤理事候補者を育成し、退任後は教員ではなく高度専門職として復職するプロセスへ段階移行します。復職可否は定年年齢65歳を基準とし、詳細運用は今後詰める方針です。

【関連リンク】
学長定例発表資料(PDF):https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r7/press20260130-1.pdf
大学ニュース(本件):https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id15052.html
岡山大学 地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS):https://j-peaks.orsd.okayama-u.ac.jp

PRTIMES

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