川崎重工業の播磨工場(兵庫県加古郡播磨町)で、寄付型コーポレートPPA(自家発電サポートサービス)の第2期提供が始まりました。別棟屋根に太陽光発電設備494kWを設置し、想定年間発電量は576,615kWh、発電予定期間は2025年12月〜2045年11月の20年間です。東京センチュリーと京セラコミュニケーションシステム(KCCS)が初期投資や手続きを担い、工場側は初期費用ゼロで導入します。

コーポレートPPAは、需要家が発電事業者から再エネ電力を長期で調達する契約形態で、今回は設備の運営・保守(O&M)をKCCSが担当し、京セラ製太陽光発電システムを採用します。加えて、SDGsに資する団体への寄付を組み込み、寄付先は顧客が選べ、寄付金相当額は東京センチュリーが負担するとしています。

播磨工場第1期(2023年10月開始)に続く追加導入で、川崎重工における同取り組みは3件目となり、太陽光由来の活用電力は合計約2.0MW規模になります。今回は兵庫県内で森づくり活動を行うNPO法人ひょうご森の倶楽部への寄付を実施します。今後、再エネ導入と寄付を組み合わせた枠組みが、企業の脱炭素と地域環境活動の資金循環を同時に進める手法として広がるかが焦点です。

【事業情報】

事業場所:川崎重工業 播磨工場(兵庫県加古郡播磨町新島8)

発電設備:太陽光発電494kW

想定年間発電量:576,615kWh

発電予定期間:2025年12月~2045年11月

寄付先:NPO法人ひょうご森の倶楽部

source: PR TIMES

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