大阪市淀川区加島で、大型物流施設「SGリアルティ・MFLP大阪加島」が着工しました。鉄骨造6階建て、延床面積約211,800㎡で、大阪市内最大級の物流拠点とされます。設計・施工は日鉄エンジニアリングが担い、竣工は2027年9月30日を予定しています。

施設には約380台分のトラックバースと約80台分の車両待機スペースを整備し、関西全域向け配送の効率化を狙います。関西圏では希少という危険物倉庫を併設し、リチウムイオンバッテリー、化粧品、医薬品、塗料などEC需要で増える危険物の保管に対応します。

防災面では、免震装置「NS-SSB」と耐震部材「アンボンドブレース」を採用し、建物と保管物の安全性向上を図ります。環境面では、建物のエネルギー消費を実質ゼロに近づけるZEB認証の取得を予定し、屋根の太陽光発電や非常用発電設備を活用したBCP対応電源システムも構築します。今後は、災害時の事業継続や迅速配送の拠点として、地域経済への波及が焦点になります。

source: PR TIMES

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