採用支援の知見を基にした新刊『採用CX 「選ぶ」から「選ばれる」へ。活躍する人材を逃さない採用思考』(長井亮、定価1,980円、248ページ)が2026年1月29日に発売されます。発行はブックダム(本社・東京都豊島区)で、ISBNは9784911160077です。

背景には、採用市場の競争激化に加え、応募者対応の遅れや面接官の遅刻、内定後フォロー不足などが候補者の信頼を損ね、辞退やミスマッチにつながり得るという課題があります。本書は、候補者の採用体験を意味する「採用CX(Candidate Experience)」を軸に、求人閲覧から面接、内定、入社前後までの接点を「サービス」として再設計し、候補者に「この会社で働きたい」と思ってもらうための考え方と手法を整理します。

内容は、母集団形成の質を高める求人票・スカウト・初回接点の作り方、面接を「評価の場」ではなく「対話の場」と捉える実践、内定者フォローから入社後の不安解消と定着に向けた設計などで構成されます。著者は採用支援会社アールナイン代表の長井氏で、16年間にわたり820社を支援した経験を体系化したとしています。

採用広報や採用ブランディングの着手点が見えにくい企業や、選考精度のばらつき、辞退増といった課題を抱える人事にとって、採用を経営課題として点検する材料になりそうです。今後は、候補者体験の改善が採用成果にどう結び付くか、企業側で指標化・運用できるかが普及の鍵となります。

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