採用支援を手がけるアールナイン(東京都港区)は2026年1月29日、書籍『採用CX 「選ぶ」から「選ばれる」へ。活躍する人材を逃さない採用思考』を発売します。定価は1,980円(税込)で、250ページです。著者は同社代表の長井亮氏です。
背景には人材不足の長期化があります。帝国データバンクの調査では、正社員不足を感じる企業が51.6%とされ、4年連続で半数超の状態が続いています。こうした環境で、企業主導の「選ぶ採用」だけでは採用が難しくなり、候補者に「選ばれる企業」へ変わる視点が要ると位置づけます。
本書が軸に据える採用CX(Candidate Experience/候補者体験)は、応募前から入社意思決定までに候補者が得る体験全体を指します。求人票、スカウト、説明会、面接、内定、内定後フォローなどの各工程を候補者視点で再設計し、応募率や選考参加率、内定承諾率の改善につなげる考え方を整理します。長井氏が16年間で820社の採用支援を通じて得た知見を基に、心理学や行動経済学の要素も交えて解説するとしています。
採用市場が売り手優位に振れる局面が続く中、候補者体験の設計を採用の標準論点にできるかが、企業の採用力と定着・活躍に影響する可能性があります。
