日向キャスティング(宮崎県日向市)は2026年2月1日受注分から、銅鍋「てふてふ」シリーズと銅鋳物製たこ焼き器「タコット」を対象に、価格を5〜15%改定します。主原材料の銅価格の高騰に加え、運送費や光熱費、副資材費の上昇が続き、現行価格の維持が難しくなったとしています。

同社は銅合金鋳物を手がける鋳造メーカーで、産業部品や調理器具を製造しています。これまで工程の見直しや生産効率化などでコスト削減に取り組み価格維持を図ってきましたが、原材料を中心としたコスト増を企業努力だけで吸収できない状況になったと説明しています。

価格改定の狙いは、品質・安全性・性能を維持しながら安定供給を続けることです。今後は製品別価格表の案内や問い合わせ対応を通じて新価格を周知し、銅鋳物の熱伝導性や耐久性といった特性を生かした製品展開を継続するとみられます。

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