日本人材ニュース社(東京・千代田)は12月26日、同社Webメディア「日本人材ニュースONLINE」で2025年に公開した記事の「最も読まれた記事ランキング」をまとめた。1位は「正社員の4割以上が『静かな退職』状態」「今後も続けたい人が7割」という調査結果を扱った記事だった。
上位10本には、働く意欲の低下や雇用調整、人材不足の深刻化、賃上げ・初任給引き上げといったテーマが並んだ。具体的には、2位に「パナソニック1万人削減」で早期退職制度の課題を取り上げた記事、3位に「人手不足倒産が過去最多」、4位に「人材紹介・派遣会社の倒産が過去10年で最多」が入った。待遇面では、7位に「初任給30万円以上」、9位に「一時金7.6カ月」「ベア3%」など春闘関連の解説がランクインした。
また、5位の富士通の通年採用、6位の清水建設のリファラル・アルムナイ採用、10位のJR東日本の人事・賃金制度見直しなど、企業の具体策を扱う記事も読まれており、課題把握に加え解決策のニーズが強い構図がうかがえる。今後は、人材確保とエンゲージメント向上を両立する施策の実効性が注目点となりそうだ。
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source: PR TIMES
