日本M&Aセンターは2026年1月19日、山口県内および周辺地域の経営者を対象に「やまぐち経営相談窓口」を開設しました。事業承継や成長戦略、M&Aなど経営全般の相談を受け付け、無料・秘密厳守で対応します。相談は専用フォームと専用ダイヤル(0120-03-4150)で受け付けます。
同窓口は山口県出身の専属コンサルタントが県内を中心に動く体制とし、意思決定のスピードが求められる承継・再編の相談に迅速に対応するとしています。M&Aは企業の合併・買収を通じて事業を引き継いだり成長を狙ったりする手法で、後継者不在の解決策になり得ます。
背景には地域課題があります。山口県は化学や輸送用機械など製造業の集積があり、地場の取引企業が地域経済を支える一方、人口減少と高齢化が進み、県内企業の後継者不在率は56.4%に達しています(帝国データバンク、2024年調査)。同社は地域金融機関や会計事務所、税理士事務所などとの連携を強め、M&Aの理解促進と不安の解消につなげる考えです。
同取り組みは同社の「地方創生プロジェクト」の第5弾で、新潟、宮城、茨城、静岡に続きます。今後は相談件数の積み上げと連携先の拡大を通じ、県内企業の承継の選択肢がどこまで広がるかが焦点になりそうです。
