セットライフエージェンシーの集計によると、東京23区の新築マンション平均価格は2015年の6732万円から2025年10月に1億5313万円へ上昇し、10年で2.27倍となりました。一方、東京都全体の発売戸数は2015年の2万3899戸から2024年は1万316戸へ56.8%減少し、需給の引き締まりが鮮明です。価格上昇で目立つのは2023年で、平均価格は8236万円から1億1483万円へ前年比39.43%増と急伸しました。人口は逆に増え、23区は2015年927万人から2025年994万人へ+7.2%(+67万4904人)、都全体も+5.6%(+75万7795人)でした。供給減の背景には建築規制や建設コスト上昇(資材・人件費)があるとし、需要増と供給減が同時進行する構造が価格を押し上げたと分析しています。今後も人口動向と供給制約が続く限り、高値圏での推移が想定されます。

source: PR TIMES

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