東京・浅草の天ぷら専門店「Tempura Asakusa SAKURA」を運営するエクスバリュー(東京都台東区)は、開業2年目で年商1億円、累計来店2万人超に達したとしています。店はカウンター10席で、来店客の9割以上が外国人観光客だといいます。
同社は英語接客に加え、グルテンフリーやハラル対応、体験型サービスなど訪日客が抱えやすい不安や要望に対応し、需要を取り込んできたと説明します。代表の市川祐也氏は建設機械メーカーで10年以上エンジニアとして勤務後、Webマーケティングの導線設計などに携わり、飲食業へ参入しました。
一方で同社は、観光客が地域の老舗店や生活利用の飲食店に流入し混雑が増す可能性に着目し、自店が訪日客を集中的に受け入れることで周辺の混雑圧力を下げ得るという仮説を提示します。これを「ツーリズムバイパス」と名付け、規制や排除ではなく、観光客向けの「専用の受け皿」を意図的に設計して生活動線を守る考え方だと位置づけます。今後は一店舗の事例にとどめず、民間で再現可能な仕組みとして普及を目指す考えです。
【店舗情報】
Tempura Asakusa SAKURA
東京都台東区雷門2丁目18-16 THE CITY浅草雷門7F
12:00〜20:30(最終入店19:30)
年中無休
https://tempura-asakusa.com/
