中国政府による訪日観光の自粛呼びかけを受け、浅草・雷門周辺(半径1km)の店舗32件への聞き取りで、中国人観光客の来店数は「変わらない」46.9%と最多でした。一方で「やや減った」37.5%、「大幅に減った」15.6%もあり、現場感には差があります。売上は「変化なし」75%で、人数減よりも購買の中身に変化が出ています。具体的には、売上減少を挙げた店舗から「まとめ買いがなくなった」「団体客を見なくなった」「高額商品の購入が減った」などの声がありました。行動面は「変化なし」60.6%に対し、「団体客が減った(個人客が増えた)」27.3%、「購買金額が減った」12.1%でした。観光地全体の体感では「やや減った・大幅に減った」が65.6%で、自店舗と周辺で見え方が異なります。今後3か月(春節に向けて)は「横ばい」81.3%が中心で、店舗側は言語対応や接客体制など受け入れ力の強化が焦点になりそうです。

source: PR TIMES

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