物価高騰の影響で、家庭で作るカレーの調理コストが1皿あたり450円に達する状況です。カレー総合研究所(東京都渋谷区)の傘下機関「カレー大學」の学長を務める井上岳久氏は、YouTubeで2026年の市場動向を解説し、企業が注目すべき成長キーワードを3点に整理しました。
井上氏は、原材料や光熱費の上昇で「カレー指数」が押し上げられる一方、不況期ほど新たな需要が生まれやすいと指摘します。第1の軸は「第2次キーマカレーブーム」です。肉類高騰の中で比較的安価な挽肉を使うキーマが選ばれやすく、節約だけでなく「ブラックキーマ」など付加価値型へ広がるとみています。
第2は「時短・タイパ」で、訴求の目安は調理10分です。光熱費抑制と家事負担軽減を背景に、大手メーカー参入が進む領域として、短時間でも本格的な味を実現できるかが競争点になると分析しました。第3は「内食×名店再現」で、外食単価が1,000〜2,000円に上がる中、1食500円前後で行列店の味を楽しむ高級レトルト需要が若年層にも波及すると見立てます。
同氏の解説は、物価高局面でも商品設計で需要を取り込める可能性を示しました。コスト上昇が続く場合、挽肉活用や調理工程の短縮、名店監修など“体験価値”の提案が、2026年の市場拡大の分岐点になりそうです。
【イベント情報】
カレー・オブ・ザ・イヤー2026 発表・授賞式(2026年1月22日(木)10:30~12:00)
会場:エッサム神田ホール 本社ビル4階 こだまホール(東京都千代田区神田須田町1-26-3)
表彰:カレー業界の発展・文化促進に寄与した商品・店舗を10部門で表彰
問い合わせ:info@currydaigaku.jp
【商品情報】
特別レポート小冊子プレゼント(動画視聴者から10名、期限:1月13日まで)
