第一実業は2025年度のCDP「気候変動」評価で「B」スコアを獲得しました。CDPはA〜D-の8段階で評価し、Bは上位から3番目で「マネジメントレベル」に位置づけられます。同社は2023年度から質問書への回答を継続しており、前年度の「C」から2段階上昇しました。CDP(Carbon Disclosure Project)は2000年に英国で設立された国際環境NGOで、企業や自治体の気候変動などの環境対応を調査し結果を公表する枠組みとして、情報開示の国際標準の一つとされています。第一実業グループは「気候変動への取り組みとサプライチェーンマネジメント」を重要課題に掲げ、グループ全体での温室効果ガス(GHG)排出量削減や環境配慮型商品の普及を進め、長期目標として「2050年までのカーボンニュートラル達成」を設定しています。今後は、排出削減の実行度やサプライチェーン全体での管理強化が、評価のさらなる向上と事業リスク低減の鍵になりそうです。
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