東芝デジタルソリューションズが「スマートレシート」約280万人の購買データ（2024年1月〜2025年11月）を分析したところ、米の平均価格（5kg）は2025年11月に全体約4,553円、銘柄米約4,709円となり、ともに月次で過去最高を更新しました。全体平均は前年同月比+31%、年初来+22%、上昇起点の2024年5月比で+111%でした。価格上昇は2024年5月に始まり、同年10月に主要指標が3,000円台を突破。備蓄米放出などで2025年4月から一時低下したものの、8月以降に一部で再上昇し高値圏が続きました。購買量は5kgが中心で、10kg銘柄米は2024年秋以降に減少し、代替として5kgのブレンド米等や備蓄米が補完。銘柄米は2kgも増え、「容量を減らしてこまめに買う」動きが強まりました。今後は価格の落ち着きや供給策の有無が、5kg・2kg主流の定着度を左右しそうです。
【サービス情報】
スマートレシート 公式サイト https://www.smartreceipt.jp/
source: PR TIMES