大阪府豊中市は、子育て環境を高め「子育てしやすさNO.1」をめざす官民連携基盤「とよなか子育て未来創造プラットフォーム(とよプラ)」を立ち上げ、共創パートナー企業の募集を始めました。運営事務局はNPO法人コミュニティリンク(代表理事・中西雅幸氏)が担います。対象は全国の法人・団体で、参加登録や審査、エントリー費用は無料です。既存サービスの有無を問わず、開発前フェーズの提案も受け付けます。市の調査では、家事・育児サービスを「積極的に利用したい」が64%に達する一方、病児保育やベビーシッターなど民間サービスの利用経験は約7%にとどまり、需要と利用のギャップが数値で示されています。2025年11月に300名へ行った深掘り調査では、費用面に加えて「探して選ぶ手間」や心理的抵抗が利用の壁になる可能性が示唆されたといいます。参画企業には、市民調査に基づくインサイトデータの提供や、行政公認フィールドでの実証・認知獲得支援などを用意し、情報収集・交流の「コミュニティ枠」と事業化・導入を見据える「伴走支援枠」を設けます。市と事務局は、行政とNPOが仲介し信頼性を補うことで利用の心理的ハードルを下げ、新たなサービス創出と定着につなげる方針で、今後は通年募集を通じて参画企業の拡大と実証機会の創出が進む見通しです。
