転職経験のある25〜34歳384人を対象にしたcircusCAREER調べで、書類選考を通過した社数(面接数の目安)が「7〜10社」の層は転職満足度で「大変満足・やや満足」が約7割と最も高く、年収が「51万円以上」「100万円以上」上がった割合も他層より多い傾向が示されました。調査は2025年11月26〜27日にインターネットで実施されています。転職理由は「労働環境の改善」43.2%、「給与・待遇アップ」39.8%が上位で、キャリアアップ(26.3%)より生活基盤の安定を優先する姿がうかがえます。一方、通過数「11社以上」では「大変満足」がゼロで「大変不満」が約1割となり、日程調整や企業研究の負担増による疲弊が満足度を下げる可能性が示唆されました。「7〜10社」層では転職エージェント利用が47.2%で最多、求人サイト27.8%、スカウト11.1%と続き、出会いの母数を増やして選択肢を確保していました。書類作成でも9割以上が工夫を行い、第三者添削26.7%やノウハウ調査24.4%が中心で、企業ごとの内容カスタマイズ15.6%がアピール調整4.4%を上回りました。今後は、応募先を増やしすぎず少なすぎず「比較できる面接機会」を確保しつつ、第三者レビューと企業別最適化で準備の質を上げる動きが、転職の納得度を左右しそうです。
source: PR TIMES
