オフィスバスターズ(東京都千代田区)は、中古オフィス家具の販売データを基にした2025年11月度の「中古オフィス家具指数」をまとめました。都心5区の空室率は11月に2.44%となり前月比0.15ポイント低下、賃料は47円上昇しました。一方で中古家具は11月も全体的に単価が下がる傾向が出たとしています。
商品別では、チェアは前月比で販売価格が840円増、前年同月比では2,773円減となり、低価格帯の動きが強いと分析。デスクは前月比1,389円増・前年同月比437円増で、固定席を持たない働き方の「フリーアドレス」向けデスクが好調な一方、単体デスクは流通量が減っているとしました。書庫は前月比193円減・前年同月比1,146円減、ロッカーは前月比239円減・前年同月比388円増、テーブルは前月比419円増・前年同月比562円増で、会議室入替需要が伸びたといいます。
同社は、オフィス移転が進みにくい環境の中で、既存拠点のレイアウト変更や席数最適化が中心になり、「良品を必要台数だけ短納期で」という中古需要が強まっていると説明しました。ABW(業務内容に合わせて働く場所を選ぶ働き方)を意識した問い合わせも多く、2026年もこの流れが続くとの見立てです。
【見学情報】
関西支社ライブオフィス見学 https://www.officebusters.com/facility/branch/liveoffice-kansai/
公式サイト https://www.officebusters.com
source: PR TIMES
