韓国コスメなどを扱う株式会社韓国高麗人蔘社(本社・東京都中野区)は、2025年12月2日付で3PL事業などを手がけるBARUDA株式会社(本社・東京都新宿区)への投資を実行し、同社をグループ企業としました。金額や出資比率は非公表ですが、サプライチェーン全体をグループ内で一体運営する体制を強める狙いです。

韓国高麗人蔘社は、韓国化粧品や美容雑貨、健康食品の製造・輸入・卸売・小売を行っており、自社ECサイトやSNSアカウントを通じてKビューティーを展開しています。一方、2020年設立のBARUDAは、入出荷や保管を担う3PL(サードパーティーロジスティクス)と卸売・小売などの商業機能を持ち、物流オペレーションに強みがあります。

今回の出資により、ブランド運営と物流オペレーションを統合し、標準プロセスの整備や人材育成、現場からの改善サイクルの定着を進めるとしています。これにより、在庫管理や配送リードタイムの短縮など、サービス品質を安定して高めやすくなると見込まれます。

同社グループは今後、ブランド・流通・ロジスティクス・データを連携させたKビューティープラットフォーム企業を目指すとしています。中長期的には、消費者の購買データや物流データを活用した需要予測や、パートナー企業向けの共同物流など、新たなサービスに発展する可能性もあります。

【企業情報】

株式会社 韓国高麗人蔘社 代表者:金 拏侖(キム ナユン)/設立:2008年2月/所在地:東京都中野区本町2-46-1 中野坂上サンブライトツイン2302号

株式会社BARUDA 代表者:森高朋樹/設立:2020年/所在地:東京都新宿区大久保2-1-8 プラザ新大樹ビル5階

source: PR TIMES

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