2027年3月卒業(修了)予定者の12月末時点の内々定率は37.4%で、前月から8.1ポイント上昇し、同時期の調査として過去最高となりました。前年同時期(36.6%)比では0.8ポイントの微増です。調査は学情が2025年12月24~31日に大学生・大学院生147件を対象に実施しました。

文理別では理系が46.3%(前月比+5.6ポイント)と5割に迫った一方、文系は33.1%(同+8.7ポイント)で「3人に1人」水準でした。いずれも前年同時期とほぼ同水準にとどまっています。内々定率の伸びについて学情は、インターンシップなどを経た早期選考の最終面接が10~11月に前倒しされた企業が多い点を背景に挙げ、年内の内々定出しは前年並みに落ち着いたとしています。

就職活動率は全体で83.9%となり、前年同時期より5.4ポイント低下しました。文系は86.6%(前月比+2.2ポイント)と高い一方、理系は78.4%(同-2.7ポイント、前年同時期比-8.2ポイント)で8割を下回り、活動率の文理差が目立ちます。早期選考の進展が数値を押し上げる一方、今後は活動継続層の動きと理系の活動率低下が、内々定率の伸び方に影響するとみられます。

Share.