GoldenMessage株式会社(東京都渋谷区)が27卒大学生397人に調査したところ、内定者フォローで一般的な食事会・懇親会の誘いを「とても嬉しい」と答えたのは11%だった。一方、入社予定企業からオーダースーツを贈られるイベントがあれば参加したい人は92%に達した。調査は2025年12月にSNSやWebフォームで実施し、同社の人材紹介サービス利用学生を対象とした。食事会は接触機会を増やす施策として広がるが、回答では「普通以下」が約3割となり、歓迎が必ずしも高いとは言い切れない傾向が示された。同社は、企業側の「歓迎」が学生側に辞退防止の囲い込みと受け取られる可能性もあるとして、Z世代の内定者には接触量より「将来への投資」が重視されるとの見方を示す。こうした背景を踏まえ、同社が運営する体験型オーダースーツブランド「SUIT REPUBLIC」は、法人向けに「内定者向け出張フィッティング会」の企画・運営パッケージの提供を開始した。企業オフィス等へのフィッター派遣やギフト目録の発行、社内セレモニーとしての演出、内定者数・予算に応じた設計を含むという。今後は、内定者体験を通じた採用ブランディングや入社意欲の維持を、定量面でどう検証するかが焦点になりそうだ。

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