ANAファシリティーズは2025年12月24日、SBI東西リアルティが運用を担う不動産ファンド「ZEH2合同会社」へ匿名組合出資し、同ファンドのサブアセットマネジャー(物件運営を補佐する立場)に就いた。投資対象はZEH認証を取得した賃貸レジデンスで、主に「ZEH Ready」(省エネと創エネで一次エネルギー消費量を50%削減)相当以上の住戸を中心に運用する。集合住宅では設置面積の制約などにより一部が非認証となる場合もあるが、全住戸がZEH Oriented相当以上の省エネ基準を満たすとしている。資金使途はZEH賃貸マンションの取得費用などで、SBI新生銀行の評価室がグリーンローン原則等への適合性評価を実施した。今後は環境性能の維持・向上と資産価値向上を掲げ、出資とAM受託を拡大し、将来は空港関連施設を組み入れたファンド組成・運用も視野に入れる。
source: PR TIMES
