自然共生型ホテルを手がけるBLANC（東京都港区）は、金融機関などからの借入によるデットファイナンスで約5.6億円を調達し、累計調達額を21億円に伸ばしました。資金は新規拠点の開発費や中長期の事業展開に向けた経営基盤強化に充てる方針です。デットファイナンスは株式発行ではなく借入で資金を得る手法で、同社は第三者割当増資等での累計15億円に続き、エクイティ（株式）とデット（負債）を組み合わせた資本構成で安定性と成長投資の両立を狙います。あわせて2025年11月付で新取締役に平本知樹氏、新執行役員（経営管理本部長）に真茅大輔氏が就任し、意思決定の迅速化と管理体制の強化を進めます。今後はトレーラーハウスを活用したホテル展開に加え、既存施設のアップデートや新サービス開発も検討し、拠点拡大を加速させる見通しです。
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source: PR TIMES