株式投資型クラウドファンディングなどを手がけるFUNDINNOは、地方銀行・証券会社との業務連携が2025年11月末時点で累計37社に達した。プラットフォーム上の流通取引総額(GMV)拡大を見据え、資金調達案件の獲得(ソーシング)と投資家ネットワークの最大化を進める。
連携は、地域金融機関が持つ企業・投資家との接点を生かし、相互紹介の仕組みを構築する狙い。融資中心では対応が難しいスタートアップの資金ニーズに対し、未上場株式への個人アクセスを可能にする仕組みでリスクマネー供給を補完するという。
同社によれば金融機関に加え、10を超える自治体や公的機関とも提携等を結び、官民一体でスタートアップ・エコシステム形成に取り組む。今後は提携拡大とともに流動性向上にも取り組み、地方創生と日本経済の活性化への寄与を目指す。
