HRカンファレンス2025秋(11月27日)のオンライン講演参加者を対象にした株式会社HR andのアンケートで、自社のHR機能が「戦略パートナー/変革エージェント」を「ほとんど実践できていない」と答えた割合が64.5%に上りました。「ある程度は実践できている」は9.7%、「かなり実践できている」は0.0%でした。
講演はHRBP(Human Resources Business Partner)が事業に関与するためのスキルとしてファシリテーション(合意形成や議論を前に進める進行技術)の重要性を扱い、必要性については「絶対に必要」35.5%、「必要」38.7%で計74.2%が肯定しました。一方で「不明、必要性を今日検証しにきた」も9.7%あり、役割との結びつきが浸透していない可能性が示されました。満足度は「満足」45.0%、「ほぼ満足」50.0%で肯定的回答が95.0%でした。
同社は、制度運用中心の人事から事業戦略・変革に踏み込む体制やスキル整備が課題として残るとみており、今後はファシリテーションと組織開発を軸に支援を続ける方針です。
source: PR TIMES
