融資型クラウドファンディング「LENDEX(レンデックス)」は、2025年12月の償還が16件、合計9億6,705万円だったと明らかにしました。内訳は早期償還が10件で、全体の62.5%を占めます。いつ・何が起きたかを示すと、年末にかけて償還が集中し、回収時期が前倒しになった案件が多かった形です。
同社は背景として、年末の資金需要の高まりを受け、不動産市場で売却や決済のスピードが速まる傾向が続いていると説明しています。融資型クラウドファンディングは、投資家から集めた資金を企業に貸し付け、貸付金利を分配する仕組みで、同サービスは最低投資額2万円、年間期待利回り6~10%(税引前)、毎月分配として運営されています。株高や金価格の高騰、円安基調などで相場変動が大きい局面が続くなか、相対的に手堅い投資先を探す動きがあるという見方も示しました。
投資家側では、早期償還により資金が予定より早く戻るため、次の投資機会に回しやすくなります。一方で、運用期間が短くなることで想定していた利息額が変動する可能性もあり、償還条件の確認が重要です。今後は、こうした資金需要に対応するため、ファンド組成を積極化する方針で、償還動向と新規案件の供給ペースが注目されます。
