メットライフの機関投資家向け資産運用を担うメットライフ・インベストメント・マネジメント(MIM)は2025年12月30日、パインブリッジ・インベストメンツの買収完了を明らかにしました。統合後に顧客へ提供する運用・助言サービスに係る資産残高は7,347億ドルとなる見込みで、2025年9月30日時点の推定プロフォーマ値です。MIMは資産運用事業の成長をメットライフの「New Frontier戦略」の重点に位置付け、MIMの規模と組織力に、パインブリッジのグローバルネットワークと専門性を加える狙いです。運用・助言残高は両社の運用または助言資産を合算した推定で、買収後の実際残高とは一致しない点も示しています。統合後の経営体制では、MIMプレジデントのBrian Funk氏が事業全体を統括します。取得する顧客資産の過半は米国外投資家が保有し、そのうちアジア投資家の資産が約3分の1を占めます。一方、買収対象にパインブリッジのプライベート・エクイティ・ファンド事業と中国での合弁事業は含まれません。今後は海外投資家比率の高い資産構成を踏まえ、地域分散した販売・運用体制の整備が進むかが焦点になりそうです。
