愛知県名古屋市のIT企業・株式会社N2iは、名古屋銀行が組成した「SDGs・寄贈型私募債」で調達した資金の一部を、名古屋国際工科専門職大学に寄付しました。寄付金は同大学の学生の就職活動支援に活用される予定です。
SDGs・寄贈型私募債は、企業が発行する社債の一種で、引受先である名古屋銀行が受け取る手数料の一部を、地域の教育機関や自治体、NPO、医療機関などに寄付する仕組みです。企業の資金調達と社会貢献を同時に実現する商品で、持続可能な開発目標(SDGs)への取り組み強化を目的としています。
N2iは、人材採用支援のSaaS(インターネット経由で利用するソフトウェア)を1万社以上に提供してきた実績を持ち、DX(デジタルトランスフォーメーション)を通じた業務改革支援を行う企業です。今回の寄付には、IT人材の就職活動を支えることで、次世代エンジニアの育成と地域経済の発展につなげたいという狙いがあります。
今後もN2iは、産学連携や学生支援を継続するとしており、企業の資金調達手段としてSDGs・寄贈型私募債を選ぶ動きが、地域を軸にした教育支援の新たなモデルとして広がるかが注目されます。
【企業情報】
株式会社N2i
所在地 愛知県名古屋市中区丸の内二丁目18番22号 三博ビル7F
設立 2017年5月
事業内容 システム開発
source: PR TIMES
